母に捨てられたマイク(R・フェニックス)は中年男に体を売って日銭を得ていた。彼は緊張すると昏睡状態に陥るナルコレプシー病。そして、彼の仲間スコット(K・リ-ヴス)は何不自由ない立場にいながら3年前に家出していた。だが、スコットは父親の病を知り、21歳の誕生日を境に生まれ変わることを誓う。マイクは兄に会って、自分の母親を探そうと決意。二人でアイダホに向かう途中、マイクはスコットに愛を告白するが、スコットに「お前は親友だ」と拒否されてしまう。母親の手掛りを得た二人はローマに渡るが、彼女は消息不明だった。スコットはマイクを慰めるが、その一方で美少女カルメラと恋に落ちる。二人の関係は希薄になり……。 荒涼とした大地に1本の道が通っているシーンが印象的。そんな道の真ん中で 突然眠りに襲われて倒れるという奇病のマイク、滑稽なようですごく切ない。市長の息子で何不自由ないはずのスコットは親への反抗心からストリートに。全体的にやりきれない空気が漂っているけど、なんとなく映像上の実験的な要素がふんだんで、アメリカ映画らしからぬ詩的な表現が目を引く。故リバー・フェニックスはこの作品でベネチア映画祭主演男優賞を受賞している。 そういえば彼はオリジナルスコアも披露している(""Too Many Colors"")。 (update:07/9/06)
何も変わらないマイクと、家に戻り親の後を継ぐスコット。スコットの、まるで今まで何事もなかったかのようにスーツを着こんで政界へと入っていく様子はとてもとても虚しい。帰るところのある人と、帰るところのない人。さびしい現実なんだな。(daizy) (update:07/9/06)
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