小さなジャズ楽団のギタリストをやりながら、弁護士として働いているロジャー(スティーヴ・マーティン)は、ボスの娘と結婚する予定。そして弁護士として成功するべくバンドもやめるつもりだった。そんな時、幼少の頃から病弱で家から出たこともない大富豪の女主人エドウィナ(リリー・トムリン)の遺言の件をうまく片付ければ、法律事務所の共同経営者にしてくれると言われる。エドウィナに会うが、ロジャーと彼女は会った途端に犬猿の仲に。エドウィナはインドの妙な霊術に凝っていて、その導師ブラガが“転生輪廻”の呪文を唱えると、馬丁の娘テリー(ヴィクトリア・テナント)の体に魂が乗り移るというのだが、ロジャーには到底信じられない。一方テリーは自分の体をエドウィナに渡す代わりに、莫大な遺産を手に入れる手はずなのだ。ところがひょんなことで、彼女の魂がロジャーの右半身に乗り移ってしまう。金持ちのワガママ女と無責任男は同じ体を共有しているうちに、やがて友情が芽生える。そして、食わせ物だったテリーに復讐を誓うのだが・・・。 本作で監督をつとめるのは、ロブ・ライナー監督のお父さん、カール・ライナー(ロブ・ライナーは長男です)。最初はなんだかずいぶん唐突な話だなあと思ったが、主役の二人、スティーヴ・マーティンとリリー・トムリンのウマさで、万事OK。リリー・トムリンは他の作品でも観たことがあるが、作品によってこれほどまでに、体から出るオーラが変わるのかと驚いた。この人はウマいに違いない。スティーヴ・マーティンは80年代からずっと本国アメリカでは人気の俳優で、日本人とは笑いのタイプが違うので、それほど受け入れられていないが、おもしろいコメディアンであることは間違いない。お笑いで且つオトコ前なんだから、アメリカで根強い人気があるのはわからないでもないかな。ところで、S・マーティンがギターを弾くシーンが何度か出てくるが、あれはホントに弾いてるんだろうか?音自体はアフレコで後でくっつけたとしても、コードの位置とかは合ってるように見えた。多分実際の彼も弾けるんだろうな。ちなみにこの作品、何にも難しいことを考えずに気楽に観れます。 (update:07/9/06)
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