先生がいつも何かに怒っていた主人公に対して言った「怒っていることで何か得るものがあったか。幸せなことがあったか」という言葉がとても印象的です。ダニーが死んだとき、虚しくて切なくてくやしくて涙が止まりませんでした。ダニーを殺した黒人に対して腹立たしく思うのではなく、こんな世間に腹が立ってたまらない。人種問題の奥深さや集団心理の恐ろしさを観る人に知らしめ、いかに「人種」だけでいがみ合うことが無意味かを示してくれます。「人種」単位で人を見ることがいかに偏狭なことか、愚かなことか、考えさせるに十分のパワーを持った作品でした。どちら側が悪いかなんていう単純なことではないことも、わかっているようでわかっていないものだと改めて思います。この映画で得た衝撃は計り知れません。未見の方はぜひ観て頂きたい映画です。(daizy) (update:07/11/09)
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