12月のロンドン。クリスマスを目前に控え、誰もが愛を求め、愛をカタチにしようと浮き足立つ季節。秘書に一目惚れした新首相の仕事に身が入らない日々。最愛の妻を亡くしながらも、妻の連れ子であった義理の息子の熱烈片思いをサポートする父親。片想い中の学校のアイドル的女の子に嫌われていると悩む少年。恋しながらもその想いを伝えられない画家。恋人の浮気で傷心のままポルトガルへ行き、言葉の通じないポルトガル娘に恋したミステリー作家。浮気をしている夫と、夫の浮気を疑う妻。からみの撮影を経て恋に発展しそうなポルノ女優と男優。2年7ヶ月の片想いを告げられずにいるOL。 総勢19人の主要キャストが繰り広げるアンサンブル・ラブストーリー。公開時のコピーは「19人が織り成すそれぞれの愛のカタチ――それはあなたの物語(ストーリー)。」『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』の製作スタッフが、クリスマスを目前にしたロンドンを舞台に、男女19人が織りなすさまざまな恋愛模様を同時進行で描く心暖まる群像ラブ・コメディ。「ノッティング〜」「ブリジット〜」などの脚本を手掛けたリチャード・カーティスが本作では脚本のみならず監督デビューも果たす。ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソンをはじめ、新旧の人気英国人スターを中心に豪華共演。 (update:07/9/06)
ここまで豪華な出演者が揃って、さらに誰もが主役級のため、とってもコメントしづらい。なにしろどの愛も心を揺さぶるものばかり。エマ・トンプソン演じるカレンは、普段は気丈なのに、夫の浮気を確信し、怒りと悲しみで一人こっそり泣く。こっちまでもらい泣きしそうになるほど、せつなくなった。コリン・ファース演じる傷心の小説家は、恋に対しては不器用で生真面目なタイプ。そんな彼が言葉も通じないポルトガル娘に恋をしたのがステキ。恋に言葉はいらないのねと。彼女が池に飛び込む直前見せた腰のあたりのタトゥーで一気に火がついたに違いない。奥ゆかしく賢そうな彼女がタトゥー。女の立場でもステキだと思う。親友の新妻を毛嫌いしているかに見えたのに、実は彼女に片想いしていた彼。クリスマスの夜だけの「素直な気持ち」アピールは紙芝居。ちょっとユーモアを交えながらも、彼女へのせつない気持ちが十分わかる演出にほんわかした。キーラ・ナイトレイがこれほどまでに想われる女性としてふさわしい、愛らしさと美しさを持っていて、納得。2年7ヶ月も片想いの末、実は両思いだったOL。夢にまで見た恋を実らせるときなって、知恵遅れの弟が原因で恋なんて言ってられなくなり、テンションが下がってしまう二人。この2人もひじょーにせつない。ヒュー・グラントが英大統領役ってどうよ?と正直想っていたが、観ているうちに慣れてきたのか、そう変にも思わなくなった。仮にも英大統領ともあろうものが、恋に落ちるかわいらしさが出ていて、ありえないけどおもしろい。それにしてもビリー・ボブ・ソーントン演じる米大統領をぎゃふんと言わせたシーンはスカッとした!(daizy) (update:07/9/06)
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