ディスカウント・ストア勤務のジャスティン(J・アニストン)は自分の生活にうんざりしている主婦。アルバイトの青年ホールデン(J・ギレンホール)と意気投合した彼女はやがてずるずると関係を持ってしまう。 『フレンズ』のジェニファー・アニストン主演のオフ・ビート・コメディー。田舎のディスカウント・ストアに勤めるサエない女性の身もフタもない日常を見事に演じたアニストンは、この映画で数々の賞にノミネートされた。やさしいだけの彼女の夫役には『シカゴ』の名脇役、ジョン・C・ライリー。彼女の不倫相手で、恋に暴走してしまうオタク青年には若手注目株のジェイク・ギレンホールなど、味のある脇役陣たちにも注目だ。 (update:07/9/06)
ダンナがマリファナでラリってるのを見るのも、やりがいを感じないつまらない仕事も虚しくて、だからと言って人生を見直してやる気満々になるタイプでもない。そんなジャスティンだから、若い手近な男にときめきたくなるのかも?普段冷静な女だからこそ、タガが外れてしまった時が怖い。若い男ホールデンは浅はかで自己チューで思い込みが激しいが、結局彼との関係にのめりこんでしまったせいで、ジャスティンは見る間にトラブルに見舞われる。が!冷静なだけになんだかんだと見事に急場をしのぎ、本人も認めた通り、自分さえよければいいという結果をどんどん導き出していく。時には火遊びだった男に愛してると言い、時には素直に浮気を認めてダンナに汐らしく見せる。ここが女のコワさなのね、と妙に納得。こうして全てのトラブルから解放されたあとも、彼女はやっぱり不幸なのであーる。 若い男ホールデンは、恋に情熱的なタイプなのかと思いきや、実はこの関係はセックス目的だったんじゃないの?と思われる節もあったりして、これでもかというほど頼りない。ジャスティンの浮気を許したダンナは、ボンクラなのか、よく出来た夫なのか!?この映画を見ながら、ジャスティンの行動や表情があまりにも現実的なので、自分に当てはめていることに気が付いた。そう、女ってこんな風になれるよねという具合に。彼女の自己チューの犠牲になって結果死んでしまったホールデンが残した小説の文面を聞いたら、悲しいのか虚しいのか、なんだか泣けてきた。(daizy) (update:07/9/06)
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